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DCHPによる動的IPアドレスと静的IPアドレス、それぞれの意味・違いを分かりやすく解説

Moris

翻訳者 ともや
2018年8月1日 に投稿された


インターネットに接続する際に、送信側と受信側の間の通信やり取りを実現させるために、端末にIPアドレスを割り当てる必要がある。IPアドレスとはInternet Protocol addressの略で、通信の宛先を識別するために用いられる番号ということである。

 IPアドレスには、動的IPアドレス(Dynamic IP address)と静的IPアドレス(Static IP address)という2種類がある。インターネットの利用環境や設定によって、異なるIPアドレスが使用される。これから、両者の特徴、違い、機能について説明する。

動的IPアドレス(DCHP)と静的IPアドレス、それぞれの意味

DCHP(Dynamic Host Configuration Protocol、下記DHCPと呼ぶ)とはISP(インターネットサービスプロバイダ)によって割り当てられたIPアドレスということである。一時的に利用されるIPアドレスとして、DHCPが動的に各々の端末に割り当てられ、サービスの継続的な利用が認められるようになる。

 それに対して、静的IPアドレスとは特定の端末・機器あるいは人に割り当てられたIPアドレスということである。静的IPアドレスは固定IPアドレスとも呼ばれ、いわゆる、固定したIPアドレスとして使われている。つまり、インターネットを一度切断して、再び接続してもIPアドレスは変わらないということである。


DHCP vs 静的IPアドレス、両者の違いとは

コスト:固定IPアドレスのため、端末数に応じて静的IPアドレスを配る必要がある。例えば、10台の機器をネットワークに接続する場合、10台分の静的IPアドレスを用意しなければならない。それに、静的IPアドレスの利用料はDHCPより高く、多人数の利用環境に向いていないと考えられる。通常はサーバ、個人PC、特定のコンピュータなどの機器・端末に利用されることが多い。


障害:DHCPはISPによって動的に割り当てられ、コストが比較的に低い一方。ISPのコアであるサーバが何らかの障害によって正常に作動できなくなった場合、TCP/IPに基づくネットワーク全体は機能を失い、通信できなくなることもあり得る。また、接続、切断、IPアドレスの割り当て、検証などの動作を維持するのに、サーバないしはネットワーク全体にかけられた負荷が想像できる。それがゆえに、ネットワーク全体に与える負担から見ると、DHCPのほうが多い。


管理・保守:DHCPを使う際に、割り当てられるIPアドレスの範囲を設定すれば、新たな端末がネットワークに接続するたびに、手動せずにIPアドレスが配られる。それによって、作業の効率化が実現され、コストも従って削減すると考えられる。

DCHPと静的IPアドレスの特徴をまとめると、下記の図表に示すように:


IP アドレス メリット デメリット
DHCP 手動の設定を行わず、ISPによって動的に割り当てられる。 人為的なシステム侵害による障害が発生しかねない。DHCPサーバへの攻撃による情報漏えいの可能性が高い。
静的IPアドレス 固定IPアドレスとして使用される。一時的なIPアドレスとは違い、一度接続し直しても変わらない。 DHCPより高い手数料が請求され、手動で設定を行う必要もある。管理・保守に手間がかかる。
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