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光ファイバの1芯/2芯構造:「シンプレックス通信」と「デュプレックス通信」の違い

LC/SC光ファイバーの選び方を紹介

Updated on 7月 2, 2022
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光ファイバーには、シンプレックス(Simplex)通信の1芯とデュプレックス(Duplex)通信の2芯、2種類の構造が設けられた。1芯(シンプレックス)と2芯(デュプレックス)、それぞれの違い、特徴、メリットについて解説する。

 

目次

シンプレックス通信(1芯)

デュプレックス通信(2芯)

光ファイバーの選び方:1芯と2芯

「マルチモード(MMF)」と「シングルモード(SMF)」

 

シンプレックス通信(1芯)

「シンプレックス通信」は、英語Simples communicationの直訳で、一方通行あるいは単方向通信のことを意味する。言わば、通信やり取りが同時に完成したわけではなく、送信か受信か、中の一つしか実行できないのは「シンプレックス通信」である。関連記事:「メディアコンバーター(メディコン/MC)の1芯・2芯とは?スイッチハブとの違いを解説


デュプレックス通信(2芯)

「デュプレックス通信」は、英語Duplex communicationの直訳で、双方向通信のことを意味する。「シンプレックス通信」とは真逆の意味で、送信と受信が同時に実行できるのは「デュプレックス通信」である。さらに、「デュプレックス通信」には「半二重通信(ハーフデュプレックス)」と「全二重通信(フルデュプレックス)」、2種類の通信方式がある。

  • 「半二重通信」の場合、送信と受信はできるけど、同時にはできない。

  • 「全二重通信」の場合、送信も受信も同時に行われる。

  • これを高速道路を走っている対面通行の車に例えれば、下記の図に示すようになる。


 

光ファイバーの選び方:1芯と2芯

仕様 特徴 コスト
1芯(シンプレックス) トラフィックやパケットの送信、データセンターや管理室への送信などといった単方向通信に向く より安価で、高速通信に対応
2芯(デュプレックス) サーバ、スイッチングハブ、データセンター間の通信やり取り、バックボーンネットワークなどの双方向通信に最適 機器の追加に応じて接続を改める必要がある

OM4

 

「マルチモード(MMF)」と「シングルモード(SMF)」

MMF(OM1/2/3/4/5の詳細)はマルチモードファイバー(Multi-Mode Fiber)の略で、SMFはシングルモードファイバー(Single-Mode Fiber)の略である。光の伝送経路によって光ファイバーは2種類に分かれます。それぞれは光ファイバーの狭い中心部を通る「シングルモード」と一定の幅をもって通る「マルチモード」です。「シングルモード」と「マルチモード」は同じ外径(125μm)だが、コア径がまるで違う。


特徴・メリット シングルモード(SMF) マルチモード(MMF)
外径 125μm 125μm
コア径 50μm以上 9μm
伝送距離 長距離用(40km以上) 短距離用
光損失 低い 比較的に高い
通信速度 大容量かつ安定したデータ通信 短・中距離の高速通信
折り曲げの強度 折り曲げに弱い 折り曲げに強い
値段 より高価 安価
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