新しいオフィス向けの費用対効果の高いアクセスネットワークソリューション
背景
費用対効果が高く将来性のあるオフィスネットワークを構築することは簡単ではありません。イーサネットスイッチなどのネットワークデバイスを選択する際には、現時点と将来のネットワーク要件を同時に考慮する必要があります。FSのお客様1人が本社を移転する時、複数の回線を必要とする新しいオフィスネットワークをセットアップすることが要求されました。
課題
お客様の要件によると、オフィスエリアには240のエンドポイントと十数のVoIP電話があり、それぞれ約25 WのPoE電力を備えています。以上のすべてのデバイスを接続するには、ルートスイッチが必要です。そして、お客様は音声チャネルが重要だと考えているので、音声とデータは別々のVLANに配置する必要もあります。
取り組み
ネットワークに600W 48ポートPoEスイッチが展開され、19台のVoIP電話に同時に給電します。さらに、このスイッチは音声VLANをサポートする一方で、音声チャネルにも使用できます。
240個のエンドポイントをサポートするために、5個のスタッカブルS3900-48T4Sスイッチが使用されます。48個の100/1000BASE-Tポートと4個の10GE SFPポートを備えたS3900-48T4Sは高い伝送速度を提供し、最大6ユニットのスタックをサポートします。そのため、お客様は将来ネットワークを拡大することもできます。
S5800-8TF12Sスイッチは12個のSFP+ポートを備えており、すべてのアクセススイッチを接続するというお客様の要件を満たします。さらに、S5800-8TF12Sとアクセスレイヤーの6個のアクセススイッチはすべてLACPを使用して接続され、迅速なビジネスリカバリをサポートできます。障害が発生した時、リンク全体の安定性を改善します。
結論
FSのソリューションでは、お客様がLACPを使用して堅牢なネットワークを構築でき、ネットワーク全体の信頼性と可用性が向上するだけでなく、集約された物理リンクによってより高い帯域幅も提供されます。
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