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FS Official

2021年6月4日

ITインフラ初心者向け:10Gかつ40Gネットワークの構築に必要なもの

LANケーブル

 インターネットの安定かつ高速の接続を実現するために、LANケーブルの有線接続が必要である。有線接続によって、外部の影響・干渉が抑えられ、より高速なインターネット環境が構成され、大容量通信・動画配信・視聴を快適に利用することができる。

 しかし、LANケーブルは、仕様・規格によっていくつかのカテゴリーに分類される。
 Cat5、Cat5e、Cat6、Cat6a、Cat7、Cat8などのLANケーブルをどこで使い、何に繋げるのかについては下記の図表をご覧ください。関連記事:LANケーブルCat5、Cat5e、Cat6、Cat6a、Cat7、Cat8の規格、仕様、特徴について解説

カテゴリー
Cat 5
Cat 5e
Cat 6
Cat 6a
Cat 7
Cat 8
最大通信速度
100Mbps
1Gbps
1Gbps
10Gbps
10Gbps
40Gbps
コネクタ
RJ-45
RJ-45
RJ-45
RJ-45
GG45/TERA
RJ-45
シールド
UTP
UTP
UTP
UTP/STP
STP
STP
周波数帯域
100MHz
100MHz
250MHz
500MHz
600MHz
2000MHz
通信規格
100BASE-TX/1000BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-T
1000BASE-T
10GBASE-T
40GBASE-T
伝送距離
100m
100m
100m
100m
100m
30m以内40Gbps

光ファイバー

光線によって構成されたLANケーブルとは違い、光ファイバーの安定性、対応する通信規格は一段と高く、光回線の構築に欠かせないものである。電気信号の変わりに、光信号伝送による高速通信は規模によらず、様々なネットワーク構築に活用されている。社内、データセンター、自宅までその姿がよく見られる。しかし、光ファイバーはガラス製のため、曲げに弱い。一定の曲げ限度を超えたら、光ファイバーが機能できなくなる。関連記事:光コネクタの種類・規格・構造・選び方について解説

光トランシーバ

SFPトランシーバとは、電気信号と光信号の相互変換を実現し、SFPポートを有するスイッチングハブやLANカード、ルータなどに装着して機能する光モジュールの一種である。小型で挿抜可能なものであり、LANケーブルや光ファイバーに接続することも可能である。関連記事:SFP(意味・特徴・使い方)、SFP+、QSFP、GBICを分かりやすく解説

LANカード(NIC)

ネットワークインターフェスカード、通称NIC(Network Interface Card、下記NICと呼ぶ)です。拡張装置として、ネットワークの接続に必要とされます。NICは物理レイヤで信号伝送を行い、ネットワークレイヤでパケット通信を行います。NIC(ネットワークインターフェスコントローラー)がどのレイヤに位置しても、ネットワークとコンピュータ/サーバー間の媒介として機能しています。ウェブページにアクセスするリクェストを受信したら、NICはユーザーのデバイスから届いたデータをインターネット上のサーバーに発信し、サーバーから届いたリクェストに対するデータをユーザーに提示するのはその仕組みです。関連記事:LANカード(NIC)とは?その定義、機能と種類について解説

DACケーブル

DACはDirect Attach Cableの略で、SFP+やQSFPなどの光トランシーバと同軸ケーブルが一体になった製品である。DAC1本の値段は同じ構成(光トランシーバ2個+ケーブル1本)の製品より安価に入手できる。光トランシーバの規格に準じて、DACの規格が決まる。関連記事:10ギガビットイーサネットSFP+ケーブルの定義、タイプ及び配備ガイド

10G対応スイッチングハブ

上記の商品以外、コアのスイッチングハブ(略してスイッチ)も必要である。ネットワークの構築に当たって、スイッチはOSI参照モデルのデータリンク層(第二層/レイヤ2)で動作したり、時にOSI(オーブンシステム相互接続)リファレンスモデルのネットワーク層(第三層/レイヤ3)で動作したりするため、あらゆるプロトコルに対応している。スイッチは集線装置の機能を持ち、特定のMACアドレスにデータを転送することが可能で、LAN内のパケット通信におけるフィルタリング機能・伝送機能を果たす。関連記事:ハブ、スイッチ(スイッチングハブ)、ルーターとは?それぞれの意味の違いについて解説

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