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2023年06月25日 FS Official より投稿
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背景
今回ご紹介するお客様は、2012年に設立され、日本に本拠を置き、女性服に特化した有名なファストファッションeコマースブランドです。世界中の150以上の国や地域の消費者に直接サービスを提供する越境EC業界のリーダーとして、デジタルネットワーク対応のインテリジェント倉庫を構築し、複数の支店の集中管理・運営を実現することは、お客様にとって喫緊の課題となっています。
  • 課題 1
    多くの棚があるため、一部のエリアで無線信号が干渉され、ネットワーク接続障害に繋がります。
  • 課題 2
    AGV(無人搬送車)とハンドヘルド型バーコードリーダが移動中に切断されることがよくあります。
  • 課題 3
    複数の地域の支店倉庫間のネットワーク相互接続が不十分なため、集中管理ができず、機器に故障が発生した場合、迅速に特定して対処することが困難です。
取り組み
結論
  • 高いカバレッジのAPにより、無線信号の届かない場所をなくす
    FSは、高い棚と低い棚のエリアにそれぞれAP-T567AP-N515を使用し、カバレッジを改善させる最適なソリューションを提供しました。AP-T567は、指向性アンテナ技術により、最大150mの無線信号カバレッジを実現できます。一方、AP-N515は、広いカバー範囲と安定した信号伝送特性を備えています。その組み合わせにより、倉庫内のワイヤレスカバレッジが大幅に向上し、注文処理速度が大幅に改善されます。
  • AP/ACの組み合わせによるシームレスローミング
    FSのチームは、APとACの組み合わせでシームレスローミングを実現し、ネットワーク中断やデータ転送エラーなどの問題を解決しました。複数のAPを集中管理できるAC-224APは、ワイヤレスネットワーク全体の設定や監視を統一的に行うことができます。高信頼性のワイヤレス転送技術により、AGVとハンドヘルド型バーコードリーダは、安定した接続を維持しながら、移動中に異なるAP間を自動的に切り替えます。
  • インテリジェントなFS Airware が安心の運用・保守を保証
    このソリューションに使用した無線機器は、FS Airwareクラウド管理ソフトウェアによる集中管理・設定に対応します。FS Airwareプラットフォームで、本店は支店倉庫のネットワークの状態をリアルタイムで監視できます。障害発生時にデータを収集し、障害の種類、原因などの情報を可視化し、障害の特定をサポートします。これにより、トラブルシューティングに必要な時間が短縮され、保守費用も節約できます。
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2022年06月10日
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