GPUサーバに最適なグラボの選び方を紹介
NVIDIA vs AMD
グラボ、グラフィックボードの略称で、ビデオカード、GPUなどと呼ばれていることもあります。データセンターに基づく多種多様なニーズの急増に、CPUサーバの計算能力がみるみる追いつかなくなってしまいます。並列計算に優れたGPUの導入により、処理性能のギャップを埋め、AR環境の基盤改善、AI機械学習、3Dシミュレーションなどの活用を後押しすることが期待されています。ただし、GPUサーバの構築には適切なグラボが必要。
目次
GPUサーバ vs CPUサーバの違い
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CPU(Central Processing Unit):中央プロセッサとして、入出力装置に接続して機器内の演算・制御を行います。
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GPU(Graphics Processing Unit):3Dグラフィックス・画像関連の演算に優れ、一部の処理負担をCPUからGPUにオフロードすることができます。
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違い:CPUの連続的計算処理とは違い、GPUは並列計算に強い。そのため、GPUは同時に複数のタスクを処理し、数百倍以上の計算速度を実現できます。「GPU vs CPUについて」
比較項目 | CPU | GPU |
---|---|---|
役割 | 中央プロセッサとしての計算処理 | 画像描写に必要な計算処理 |
特性 | 並列処理 | 連続計算 |
コア数 | 数個(1〜8など) | 数千個 |
周波数 | 周波数は低い・計算処理ユニットそれぞれの計算速度は低い | 周波数は高い・計算速度は早い |
アプリケーション | PCやサーバのメイン処理 | グラフィック処理やAIのディープラーニングなど |
GPUサーバの活用
AI機械学習
レンダリング
HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)
VR/3D環境に必須の映像処理能力
グラボの選びポイント
接続端子
HDMI、DisplayPort、DVI、VGA、MTP、ST、FC、LC、SCなど、端子の種類が複数存在します。種類や数を確認した上でグラボを選びます。FS 光ファイバーケーブル|様々なコネクタ提供可能
メーカー
NVIDIA:GeForceシリーズ、Tシリーズ、Quadro・Quadro SYNCシリーズなど、シリーズごとに多くの型番を開発して基本性能も異なります。 AMD:Radeonシリーズが有名で、プロセッサーの開発にも従事しています。
消費電力
GPUサーバには複数のグラボを組み入れる場合、総消費電力が電源供給力を上回らないように確認する必要があります。最大消費電力内に収まらなければ、機器全体はシャットダウンしたり、正常に動作できなくなったりすることがあります。
GPUメモリ
GPUメモリは映像や画像の処理のグラフィック計算に用いられます。現在では大規模で並列化の計算領域において、高メモリ帯域幅で AI や演算システムを駆動しなければなりません。 通常の個人向けグラボとは違い、40Gないしは80Gに達したHPC向けGPUも提供し始めました。
サポート対象内
サーバのスロットは選定されたブランドをサポートしているのかを確認しします。対象外の場合、グラボが動作できなくなりかねません。 また、使用されたソフトウェアやシステムの動作環境をチェックして、対象のNVIDIA・AMDに対応しているどうかを確認。
グラボ本体のサイズ
サーバのスロットに差し込むため、グラボが大き過ぎると入れない可能性があります。また、サーバのスロット数を確認してから、対応のグラボを購入した方がいいだと。
NVIDIA vs AMDの早見表
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