WDMソリューション向けFSマルチサービス光伝送プラットフォーム
近年では、高パフォーマンス・簡単なメンテナンス・制御自動化によって特徴付けられたWDMソリューションの普及は進んでいます。ネットワーク業界の最新動向を見極め、WDM(Wavelength Division Multiplexing、波長分割多重方式と呼ばれる大容量の信号を伝送するための光通信技術)市場に進出する第一歩として、FSもWDMソリューションに向けたM6200シリーズの提供を開始しました。大容量、高集積度、簡単操作などの機能をもつM6200シリーズはメトロネットワークの構築に最適なWDMソリューションと見られます。M6200シリーズはメトロアクセスに向けたWDMを備え、企業及び通信キャリアのお客様に高パフォーマンスなネットワークを提供します。
5G、クラウドサービスなどといった新しい通信サービスが次々と出てくる時代において、メトロネットワーク領域のエッジにより広い帯域幅は必要とされています。市場需給変化を見据え、アクセス層における光伝送技術を見込むFSは10G 光伝送プラットフォーム 6200シリーズを発売することにしました。ご利用いただくことで。快適なネットワークを構築し、業務効率を向上させることが可能です。新しい光伝送プラットフォーム M6200シリーズは理想的な光伝送ネットワークソリューションとして、メトロネットワークにおける各サービス(光回線、プライベートネットワーク、モバイルサービスなど)の信号を統一的に扱えます。
FS光伝送プラットフォームのメリット
M6200シリーズは、効率的で導入しやすいソリューションを提供します。様々な光レイヤーボードを搭載し、メイン制御ボードの1+1保護、ビジュアル管理をサポートし、安全かつ効率的にシームレスな展開を実現します。教育、小売、エンターテイメントなどの業界で使用でき、高いO&Mコストと複雑な展開の問題を解決します。
M6200シリーズを利用した高度集約的な光伝送プラットフォームソリューションは5*10Gマルチチャネルトランスポーター及びパッシブ40GチャネルDWDM MUX/Demuxカードを搭載し、100Mから最大11.1Gの通信速度に対応します。また、通信プロトコルも統合され、例えばOTN(Optical Transport Network、光伝達網)における10GLAN/WAN、100M イーサネット、STM-16/64、OTU2/2e、1/2/4/8/10Gファイバチャネルなどといった通信プロトコルです。高度集約的なソリューションはEDFA、OLP、DCM、R/B、VOAを包括的に備え、高パフォーマンスで柔軟性の高い光伝送回線の構築を実現しました。さらに、7分以内システムの設置作業が完成できるM6200シリーズは遠隔監視・故障修復・データ観察の機能を備え、ネットワークを統合的に管理することができます。
FS光伝送プラットフォームの特徴と仕様
M6200シリーズは、ローカルエリア上のアグリゲーション·アクセス層ネットワークをサポートし、エネルギー、運輸、政府、銀行セクター向に効率的なソリューションと信頼性の高い管理を提供します。
M6200-CH5U
M6200-CH5U 5Uアンロード可能なマネージドシャーシは、MUX/DEMUX/EDFA/OEO/OLP/DCMモジュールをサポートし、すべての重要なコンポーネント、電源、管理モジュール、インターフェイスモジュールはホットスワップ可能で、オンラインでのフィールド交換が可能です。また、帯域外OSCリモート管理およびNMS管理をサポートしています。
M6200-OEO10G
M6200-OEO10G 5チャネルWDMトランスポンダーは、10個のSFP/SFP+スロットを備え、100Mbps-10Gbpsイーサネット、1/2/8G FC、SONET/SDH、OTU2/2e、SDI、HD-SDIなどの複数のプロトコルをサポートすることが可能です。波長変換、距離延長、光信号リピート用に設計されています。このOEO(Optical-Electrical-Optical)デバイスは、信号品質を最適化し、ネットワーク距離を延長するために、信頼性が高く費用対効果の高いファイバ変換を提供します。
M6200-SFPVOA
可変光減衰器として、M6200-SFPVOA SFP可変光減衰器モジュールは主に光ファイバで使用され、リンクの光パワーを安定して必要なレベルに保つために光ファイバ信号を減衰させます。信号強度のバランスをとるためにM6200EDFAに接続されています。
SFP VOAは、パフォーマンスを最適化するためにチャネルあたりの電力を動的に調整することにより、固定減衰器の必要性を排除し、システムの追加マージンを向上させます。
M6200-DCM40
40KM DCFベースのパッシブ分散補償モジュール(DCM)が、色分散によって変形した光信号の形状を固定するために設計されています。M6200シリーズのEDFAやOEOと組み合わせることで、低遅延かつフラットな挿入損失を維持しながら、高いレベルの補正を行うことができます。
M6200-OLP2
M6200-OLP2 1+1光回線保護スイッチ(OLP)は、主な機能は、メインとスタンバイファイバコア光路の信号の状態をリアルタイムに監視することです。PDH、SDHシステム、C/DWDMシステム、CATV光ネットなどの光回線保護システムで広く使用されています。このOLPはネットワーク伝送路の保護に使用されます。稼働中のファイバの電力状態をリアルタイムに監視することで、光伝送システムの回線保護を実現します。
ご注文に関する情報
ネットワーク品質測定済みの光伝送プラットフォーム6200シリーズは高パフォーマンスを持ち、国際的な認証を取得しました。2年の品質保証がつくだけでなく、FSは様々なタイプのM6200シリーズ光伝送プラットフォームを提供し、お客様に無料の技術サポートを提供し、より高パフォーマンスな光伝送ネットワークの構築するを目指しています。
お勧めの記事
メールアドレス
-
レイヤ2(L2)スイッチとレイヤ3(L3)スイッチ、ルーターとの違いは?
2022年06月20日
-
ハブ、スイッチ(スイッチングハブ)、ルーターとは?違いを解説
2022年06月20日
-
電源コードの種類・規格について:国内規格と海外規格の選定
2022年06月09日
-
PoEインジェクター(パワーインジェクター)とは?
2022年06月24日
-
SFP・SFP+・SFP28・QSFP・QSFP28とは?規格、仕様、性能、選び方について解説
2022年06月10日