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アップリンクポートと通常ポート、「カスケード接続」と「スタック接続」、それぞれの違い・意味を解説

10Gアップリンクポート/uplink/マルチプルポート/カスケードポートとは

Charlene

翻訳者 ともや
2019年12月25日 に投稿された

アップリンク(uplink)ポートとは

アップリンク(uplink)ポートとは、スイッチングハブやルーターなどの集線装置に搭載されたLANケーブルもしくは光モジュールのポートで、他の集線装置とのカスケード接続を実現するために使用されるポートということである。

 アップリンクポートの形状は通常ポート(LANケーブルに繋ぐポート)と変わらなく、下記の図に示すように、通常ポートの列から離れ、筐体正面の右下に設置されることが多い。ケーブル接続により、アップリンクポートと相手側の通常ポートが繋がる。(S3900-48T4S)


 ちなみに、集線装置にはアップリンク専用ポートを搭載したタイプ、通常ポートとアップリンクポートを区別せず使用できるタイプという2種類がある。通常ポートをアップリンクポートとして使用することも可能である。

マルチプルVLANによるアップリンクポートの活用

アップリンクポートはマルチプルポートやカスケードポートとも呼ばれる。VLAN(定義詳細)というネットワークの論理的な区切りにより、複数のネットワークが分割されたと同時に、アップリンクポート1つに統合されることができる。

 簡単に説明すれば、アップリンクポートはネットワーク内にあるすべてのポートと通信やり取りができる。ネットワーク内のデータはそのアップリンクポートを通して、他の集線装置(スイッチングハブ、ルーターなど)やデバイスへ接続する。
 例えば、1番左のAポートをアップリンクポートにしましょう。
 ポートB、CとポートD、Eはそれぞれ異なるネットワークに所属することとする。

この場合、Aポートに接続したデバイスはB、C、D、E任意のポートと通信やり取りできる。

 逆に、B/Cポート同士の通信やりとりが認められるものの、D/Eポートとの通信やり取りが不可能になる。D/Eポート同士の通信やりとりは可能であるが、B/Cポートとのやり取りができない。

「カスケード接続」と「スタック接続」、それぞれの意味とは



直列回路と並列回路のように、複数のネットワーク集線装置を組む時、「カスケード接続」と「スタック接続」という2種類の接続方式がある。

「カスケード接続」の場合、異なる規格・メーカーに所属したネットワーク機器を接続することが可能であるが、冗長性に乏しく、接続段数に制限がかかる。多数の通信が同時に行われるとき、コリジョンというデータ受送信の衝突、通信エラーなどの不具合も生じやすくなる。スイッチ、ルーターなどの集線装置同士の接続を行う際に、クロスケーブルでスイッチ同士の通常ポートを繋げることが多い。もともとアップリンクポートは結線が反転しているため、通常ポートへ接続するにはストレートケーブルが必要である。関連記事:クロスケーブルとストレートケーブル:その違いとは

「スタック接続」は直列接続を採用せず、スイッチ同士のループ接続を取った。無駄なデータ通信・リピータが省かれ、冗長性も著しく向上した。「スタック接続」の場合、複数台のスイッチは1台のスイッチと見なされ、同じ規格もしくは同一メーカーによるレイヤ2スイッチやレイヤ3スイッチが必要になる。

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